三脚型分子の単分子電気伝導に関する論文がSmall誌のcover artに採用(1/21)
Single‐Molecule Conductance of a π‐Hybridized Tripodal Anchor while Maintaining Electronic Communication
電極上に分子を自立させることと、高い電気伝導性を両立することのできる新たな三脚型の分子を開発しました。電流-電圧特性の測定結果を機械学習により解析し、第一原理計算の結果と比較することで、新規三脚型分子の有用性を実証しました。
分子合成は阪大産研の家研究室で行われました。
山田准教授と共同でMCBJ法による単分子電気伝導度測定を行った沼井くんの修士論文、
大戸助教と共同でクラスタリングとディープラーニングによる電流-電圧特性の分類を行った徳本くんの卒業論文、幾何学的クラスタリングを行った山口くんの卒業論文の内容が含まれています。
教師なし機械学習と第一原理伝導計算を組み合わせた理論的考察は大戸助教が行いました。
本研究内容は、1/21出版のSmall誌の裏表紙絵として採用されました。