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2018/09/05

未来研究推進センター研究会(9/2-3)

以下の研究会を開催しました。

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基礎工学研究科附属未来研究推進センター研究会
「機能性分子錯体の化学・物理の新しい展開」

プロトン連動型分子性伝導体や単方向電荷移動型金属錯体の開発をはじめ、
分子性伝導体におけるスピン液体の発見など、ここ数年、機能性分子錯体の化学・物理に
新しい展開がみられる。一方、近年注目を集めている熱の利用・制御という視点から
機能性分子錯体の研究例はあまり多くない。本研究会では、関連分野でご活躍の先生を
お招きし、今後の機能性分子錯体の研究展開を議論することを目的とする。

会場:大阪大学豊中キャンパス G215 セミナー室

プログラム:
9月2日(日)
12:55 はじめに
13:00ー13:40 佐藤治先生(九大先導研)「スイッチング特性を有する機能性金属錯体の開発」
13:40ー13:55  質疑応答
13:55ー14:25 山本薫先生(岡山理大)「電子誘電性分子結晶における自発電気分極の高感度焦電観測」
14:25ー14:40  質疑応答
14:40ー14:50  休憩
14:50ー15:30 吉野治一先生(阪市大理)「熱電能測定 ―ノウハウと信頼性―」
15:30ー15:45  質疑応答
15:45ー16:15 山田鉄兵先生(九大工)「分子集合科学による熱化学電池のゼーベック係数の向上」
16:15ー16:30  質疑応答
16:30ー17:30 特別講演:小島憲道先生(豊田理研)「多重機能性スピンクロスオーバー錯体の開発と将来の課題」
17:30ー17:45  準備
17:45ー       懇親会

9月3日(月)
 9:00ー 9:30 塩田淑仁先生(九大先導研)「機能性錯体の量子化学計算」
 9:30ー 9:45  質疑応答
 9:45ー10:25 黒木和彦先生(阪大理)「特異な電子バンド構造に基づく熱電効果の増強」
10:25ー10:40  質疑応答
10:40ー10:50 休憩
10:50ー11:20 大戸達彦先生(阪大基礎工)「第一原理計算を用いた金属錯体分子熱電素子の設計」
11:20ー11:35  質疑応答
11:35ー12:05 畠山望先生(東北大)TBA
12:05ー12:20  質疑応答
12:20        まとめ
12:50        終了
世話人・問い合わせ
 高橋一志 神戸大学理学研究科 ktaka@crystal.kobe-u.ac.jp
 夛田博一 未来研究推進センター tada@molectronics.jp

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